シックハウスの診断方法

 

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 健康住宅の裏付けや、クレーム対策として今後、化学物質の濃度測定は不可欠となってきます。
濃度測定は大きく分けて、「検知管法」・「パッシブ採取法」・「自動測定法」の3種類の方法があります。

簡易測定とは、検知紙や検知管や濃度測定機などを室内に持ち込み空気を摂取し、その場で目盛りやデジタル表示などから濃度を読み取る方法です。

当社ではリアルタイムで測定し、その場で確認できる超高感度反動センサーの分析器で1検体を2時間かけて行ないます。(デジタル定電位電解法)作り手や住まい手自身でも容易に測定依頼をする事ができます。

午後2時〜3時頃を基本に測定を開始します。
測定対象となる部屋の窓や扉は10分間、
開放・換気します。その際、部屋の換気扇等は全て運転させます。測定器を部屋の中心部に設置します。この時、空気採取口は床から1.25mの位置に固定します。

 
次に全ての窓や扉を閉鎖し1時間40分待機します。
(24時間換気以外の換気扇等も止めます)
この状態での温度と湿度を確認して、記録します。

1時間40分閉鎖した後に、10分間自動測定器
にて、測定します。この時人の出入りは最小限に
とどめます。
0.50ppm : 目とのどに刺激を感じる
0.25ppm : 呼吸にわずかな抵抗を感じる
0.10ppm : 臭気を感じる
0.08ppm : 厚労省室内濃度基準
測定結果が、この様にデジタル表示されます。これらの測定数値はデジタルカメラで撮影し記録します。